プエルトリコの住所を受け取り、そこに URB またはUrbanization名が書かれていたら、その情報を消さずに入力します。同じZIP Codeの中に同じ通り名や番地範囲が存在する場合、Urbanizationが宛先を区別する手掛かりになるためです。一方、すべての住所にURBが必要なわけではありません。元の住所にない名称を推測して追加してはいけません。この役割は USPS Publication 28 I51.4で確認できます。
フォームの欄より先に郵便上の構造を見る
一般的な構造は次のようになります。すべてプレースホルダーであり、実在する住所でも郵送用の例でもありません。
[受取人名]
URB [Urbanization名]
[番地] [通りの接頭語と名称]
[郵便上の都市名] PR [ZIP Code]
USPS Publication 28 §292はUrbanizationを含む形式を示し、Appendix I2は通常形だけでは扱えない例も説明しています。この4行は郵便物の骨組みであって、WebサイトのLine 1とLine 2を定義するものではありません。
末尾の PR は、USPSがPuerto Ricoに用いる州・属領の略号です。Publication 28 Appendix Bに一覧があります。City欄には実際の郵便上の都市名を入れ、Urbanization名をCityの代わりに移しません。また、Country欄の選択肢はサイトごとの設計に従います。郵便行で PR を使う事実だけから、Countryは必ずUnited States、または必ずPuerto Ricoだとは決められません。
専用欄がある場合とAddress Lineだけの場合
Urbanization という専用欄があれば、その説明に従って受取人から得た名称を入力します。サイト側が URB を自動で付ける仕様なら、同じ接頭辞を重ねて入力しないようにします。Apartment、Suite、Unitが別にある場合は、その番号をURBへ混ぜません。Address Line 2とApt・Suite・Unitの使い分けも参照してください。
Line 1とLine 2しかないフォームでは、「URBは常にLine 2」と覚えるのは危険です。まずサイトの説明に従います。元の住所に独立したUrbanization行と番地・通りの行があり、確認画面やラベルのプレビューも提供される場合は、その順序と内容が保たれているかを照合します。元の住所に通り名がなければ、その構造を保ち、街路行を作りません。欄名だけでは保存順や印刷順を判断できないため、内容が消える、逆になる、文字数で切れる場合はサービスへ確認してください。URBをCityへ移したり、架空の通り名を補ったりしないでください。
通り名のない住所とURBを付けない名称
住所によっては通常の通り名がなく、Urbanizationが主要な識別情報になる場合があります。集合住宅や公営住宅にも異なる構造があります。USPS Appendix I2にある例外を踏まえ、受取人の表記を保ち、一般的なStreet Addressへ無理に作り替えないことが重要です。
また、Urbanization名の前には通常 URB を置きますが、Jardines、Extensión、Repartoなどの名称タイプ(標準略号は JARD、EXT、REPTO)には、さらにURBを足しません。USPS Appendix I5の例外表に従い、文字列の先頭だけを見て一括変換しないようにします。
通りの種類も英語へ置き換えません。元の住所に CALLE があればそのまま残し、とくに数字の通りではCALLEを省略しないでください。CALLE を ST に変える処理は USPS §295.2–295.3に反します。
保存後に確認する項目
確認画面や出力ラベルで、次の順に照合します。
- Urbanization名と必要な
URBが残っているか - 番地、
CALLE、通り名、Apartment等が欠けたり重複したりしていないか - 郵便上の都市名、
PR、ZIP Codeが別の欄に移っていないか - ZIP Codeの先頭の0が失われていないか
表計算ソフトで0が消えた場合はZIP Codeの先頭0を保つCSV手順を使います。ZIP+4が必要なら、推測した4桁を追加せず、USPS ZIP Code Lookupへ完全な住所を入力します。ZIP+4の調べ方も確認してください。検索結果は人や会社の所在、配達成功を証明するものではありません。
フォームを作る側には、Urbanization専用欄を備えた USWDS Address Form と、Puerto Ricoを扱う場合の入力項目を示す Address Pattern が参考になります。欄を表示するだけでなく、入力から保存、再表示、ラベル出力まで情報が落ちないかをテストします。
USAddressGen日本語トップは米国住所の項目を理解するために利用でき、テストデータの生成対象はサイトが現在対応している地域だけです。プエルトリコの郵便住所は生成も検証もせず、配達も保証しません。実際の住所が収まらないときは、受取人、利用サービス、または現地郵便局へ確認してください。